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FDJ REPORT

TOPFDJ参戦レポート『IS500セカンドシーズン開幕』2024 FORMULA DRIFT JAPAN Round.1 Fuji SpeedWay
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2025.02.01

『IS500セカンドシーズン開幕』2024 FORMULA DRIFT JAPAN Round.1 Fuji SpeedWay

ハッピーセットPR動画『DRIFT Twins』が開幕直前に公開!

北米FORMULA DRIFTの日本シリーズとして2015年に初年度シリーズが開幕したFORMULA DRIFT JAPAN。いよいよ日本における10年目という節目のシーズンを迎えることとなり、初年度から参戦を継続しているチームカザマは最古参のチームのひとつとして、それに相応しい姿を見せるべく初戦に挑みました。

富士スピードウェイでの単独開催、そしてエントリー台数は52台と昨年に引き続きフルエントリーとなった開幕戦。昨年のエビス西で鮮烈のパーフェクトウィンを果たしたWRC王者のカッレ・ロバンペラ選手や、GT500ドライバーの大嶋和也選手の参戦が話題となりました。

一方で、当チームのエースドライバーであるケン・グシ選手も負けていません。TOYOTA GAZOO Racing、日本マクドナルド、タカラトミーの三社によるPR動画『DRIFT Twins』が開幕直前の4月4日(木)に全国公開。ケン・グシ選手はここでロバンペラ選手との共演を果たしたほか、弊社風間オートサービスも車両製作・貸出、現場メカニックなどで撮影に協力していたのです。チームを応援に訪れるファンの皆様からの感想をいただいたほか、新たにこの動画を見てケン・グシ選手のファンになったという方々も会場を訪れ、ファンミーティングの機会を過ごしていました。

今シーズンもチームカザマはファーストドライバーにケン・グシ選手、ファーストカーにLEXUS IS500 F SPORT Performance/DRIFTを起用し、国内最高峰のドリフトシリーズであるフォーミュラドリフトジャパンにチャレンジ。投入初年度となった昨年はマイナートラブルが序盤に続いたものの、ドライバーとの二人三脚で各戦少しずつアップデートを繰り返してきたことで、シーズン開幕時点では昨年と比較にならないほどの完成度に至ります。

予選グリッドは2023シリーズランキングによって定められているため、ケン・グシ選手の走行順は後ろから数えて5番目のポジションへ。そしてファーストグリッドに名を連ねたのは今年10台以上もの新規エントリーが見られたFDJ初参戦のニューカマーの面々。彼らによって本戦の火蓋が切られました。

初めてのFDJ、そして不慣れな国際サーキットでのドリフトという側面もあってか、走行順が序盤の選手達はミスを連発。ゾーンミスによる失敗が重なると即0ポイントとなってしまうFDJの審査に苦しめられる場面が多かったようです。

初めてのFDJ、そして不慣れな国際サーキットでのドリフトという側面もあってか、走行順が序盤の選手達はミスを連発。ゾーンミスによる失敗が重なると即0ポイントとなってしまうFDJの審査に苦しめられる場面が多かったようです。

点数がついても60、70ポイント台の走りが連発するなか、口火を切ったのがBMW・Z4をドライブする塙選手による89ポイントの走りでした。それに触発されるカタチで昨シーズン上位陣のタイミングがやってくると、90ポイント台の走りを出す選手も現れてきます。

ベテランの技でパワーロスを冷静に対処!

いよいよケン・グシ選手による予選1本目がスタート。「朝の練習走行からパワーが出ないなかで、大きく車両バランスを崩さないようファイナル変更やタイヤ空気圧を多めに調整することでなんとか走れるカタチに持っていきました」とケン・グシ選手。

パワーロスを感じさせない走りで100R立ち上がりのゾーン1、振り返しのゾーン2をほぼ完璧に通過しましたが、アドバンコーナーのインクリップに向けての減速でわずかな姿勢のミスがあり、それが審査に響いたようです。

「パワーが出ていればもっと良い点数が出ていたと思いますが、マシンの状況を考えるとまずは予選通過できることを優先しました」と話し、アングルとスタイルジャッジの点数を稼ぐことはできなかったものの、ラインジャッジを落とさず獲得したことで86ポイントという成績を収めます。

2本目は100Rの立ち上がりから振り返しに向けての繋がりに速度が足りず失敗となり、82ポイント。最終的には予選14位という結果で、1位は今年から北米FDにも参戦しケン・グシ選手と日米同じ戦場で戦うこととなった箕輪大也選手が圧巻の98ポイントで通過となりました。

Qualifying Result Pos.14

JUDGE SCORE 2nd RUN
LINE 30
ANGLE 28
STYLE 24
TOTAL 82 POINTS

2日前の練習走行会は冬の寒さを感じていたほどでしたが、一転して半袖でも過ごしやすい夏のようなコンディションで晴天となった決勝日。Fuji Xtreme Dayに多くの来場者が集まり、アドバンコーナーに向かう土手は多くのギャラリーで埋め尽くされました。

IS500は初日から抱えていたパワーロスの問題も解決し、追走への準備は滞りなく進んでいくはずでした。ところが、朝の練習走行はコース上のオイル処理によって大幅に走行時間がカットされ、ケン・グシ選手はたった1本の練習で本番へ挑むことに。それまでの練習でもマシンの不調により追走練習を多く取れなかったことから、気持ちはナーバスになっていたと振り返ります。

マシンスペックを最大に引き出す走りでトップ16進出!

TOP 32 BATTLE vs. 堀野仁(GR86)

対戦相手は秋田出身のベテランドライバーである堀野選手。ケン・グシ選手は初めての顔合わせにどんな作戦を立てて挑むか悩んだと言いますが、最終的には復調したマシンでできる最大限の走りをすることを第一に考えました。

それが功を奏し、先行となったケン・グシ選手のイニシエーションから続く角度の深い走りに堀野選手は着いてくることができず大きく距離を離されアドバンテージをゲット。

入れ替えた後追いのケン・グシ選手は、これぞプロの追走と呼ぶべきドアトゥドアの接近した走りを100Rからアドバンコーナーまで絶やすことなく続け、誰の目にも明らかなカタチでの勝利となりました。

超接近ドリフトも、視界は対戦相手の煙の中へ…

TOP 16 BATTLE vs. 小橋正典(GRスープラ)

午後より始まる追走トップ16の対戦相手はGRスープラをドライブするチームオレンジの小橋選手。実は昨年も富士スピードウェイのベスト16で同一カードとなった相手であり、その時はケン・グシ選手が勝ち上がったことで今年も勝利が期待されていました。

ケン・グシ選手が後追いで始まる1本目。100Rからの立ち上がりでは抜群のスタートと早めの振り出しからゾーン1で超接近の追走を見せるケン・グシ選手。振り返しのタイミングも良かったように見えますが、「相手と同じ角度でアドバンコーナーに進入したはずが減速しきれず、あとは煙に撒かれてしまいました」と後半はミスが響く格好となってしまいます。

これで後がなくなったケン・グシ選手でしたが、ここで再び感じていたのがパワーロスの問題でした。多少は復調したものの根本的な解決はできておらず、それによって全体のライン取りが甘くなり小橋選手に付け入る隙を見せてしまいました。軍配は小橋選手に上げられ、ケン・グシ選手の初戦は悔しさの残るトップ16という結果でフィニッシュとなりました。

Tournament Result Pos.13

2024 FORMULA DRIFT JAPAN Point Ranking Pos.13

Driver comments

KEN GUSHI

「シーズンオフにナックルを新たに作り変えたことでマシンは格段に乗りやすくなっていたので、パワーロスがなければ単走も追走ももっと上の順位を目指せたかも知れないと思うと、とても残念なラウンドでした。次戦の鈴鹿ツインはコース幅が狭く、進入スタイルもあまり自分の好みではないのですが、昨年の開幕戦でIS500に乗り始めたばかりだったころと比べて、マシンのポテンシャルは間違いなく高くなっているはずですので、チームの皆さんにはそれまでにパワーの問題を解決していただき、100%の力で挑みたいと思います」

Manager comments

風間 俊治

「開幕戦にあたって、チームとしてはドライバーに新顔、そしてメカニックにも新人を多く迎えたことでドタバタする場面が多かったのですが、こういう大きな舞台はいちど現場を経験してしまえばあとは自然と慣れていけるものだと思いますし、次戦からは一体となってチームワークを発揮してくれるだろうと期待しています。

IS500の不調は昨年も富士で同様のトラブルの兆候が若干あったのですが、その後他のコースではロガーを見ても全く異常が見られなかったため一時的なものという判断でした。しかし、今回は5速まで入る富士でかかるクルマの負担の大きさが我々の想像を遥かに超えていたようです。最終的に電気・配線系のトラブルだろうという見込みでしたので、そこは次戦までの期間にしっかり直して挑むことができると考えています」

performed by Team kazama with Moty’s

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